会長 近藤 久江
私たち視覚障害者の生活実態は、以前に比べ、確かに良くなってきました。
札幌市交通費助成制度の内容に対する要望、音響式信号機の設置、誘導ブロックの敷設、バスの車外放送の完全実施、タクシー車内の点字による表示など、少しずつですが便利になっています。
また視覚障害者の外出を保障し、コミュニケーション支援を行う同行援護サービスが、平成23年10月から全国一律の障害福祉サービスとして始まりました。
今では当然のことと思われる制度や福祉サービスは、札視協を初め視覚障害者団体が一丸となって、札幌市や国、そして民間の事業者に要望や陳情、ときには請願を行って勝ち取ったものです。決して待っているだけでは実現しません。
私たちの要求をより早く確実に実現させるためには市民の理解を得ながら行政に訴え続けなければなりません。
それには組織としての声(力)が必要です。
多くの声が一つとなり、粘り強い運動を続けていかなければなりません。
組織を支える会員数と財政が、組織力として評価されます。
そこであなたの力がぜひとも必要なのです。本会に入会し、組織の一員となって頂ければと思います。
本会の詳しい内容につきましては、リーフレットは普通字で、また定款や諸規程は普通字・点字・デイジーで用意しております。
ご覧になりたい方、また入会申込書の請求は事務所までお申し出下さい。